土地の引き渡しとは
土地残金の決済を行い、所有権の移転を行います。このとき、所有権変更に必要な諸費用も支払います。
私の場合は、関係者がビルダーの事務所に集まり、一斉に手続きをしました。
登場人物は私、ビルダーの営業さん(土地仲介も兼ねている)、土地の売主さん(業者担当者)、司法書士さん(売主指定)の男4人です。
つなぎ融資が実行されているか確認
つなぎ融資が金融機関から振り込まれているか、自分の口座残高を確認しましょう。
お金が無いとそれ待ちになり、何も進みません。
振込日は決まっていても時間指定はできない事が多いので、打ち合わせ前に残高を見ておくと安心です。
私の場合は朝10時開始でしたが、9時前には振り込まれていました。
打ち合わせ開始時に「着金確認しましたんで~」と言っておくと、関係者全員が安心します。
売主さんが「よかった、この間2時間待ちでしたよ~。」と言っていたので、着金が無いと、本当に待つんだと思います。
司法書士さんからの説明
司法書士さんから、所有権変更にあたりどういう手続きがあるのか、説明を受けます。
私の場合、売主が業者だったので、銀行の抵当権が入っていました。これを抹消したうえで、私に所有権が変更されます。
残金決済が無事終われば、当日に法務局で手続きしてもらいます。ただし、権利書作成までは1週間から10日かかるとのこと。あとで郵送です。
内容に納得したら、委任状にハンコを押して終わりです。
振り込み、出金伝票の作成
ビルダー営業さんが、銀行での手続きで必要となる伝票を事前に作成してくれます。
自分の口座番号と名前を書いて終わりです。
以下の4点です。
・土地残金の振り込み伝票
・土地登記関連諸費用の出金伝票
・土地仲介手数料の出金伝票
・振り込み手数料の出金伝票
みんなで銀行へ!
さて、準備が整ったら、男4人で近くの銀行に押しかけます(笑)
営業さんが行きつけなので、全てがスムーズに進みます。言われたとおりに窓口に出すだけです。
手続きの間は4人で雑談です。売主さんに隣地の人の事、周りの土地のことなど色々と教えてもらいました。
土地残金は振込みなので、営業さんが振込み伝票控えをコピーして、売主さんと司法書士さんに渡していました。
仲介手数料と登記諸費用は現金なので、引き出すやいなや、営業さんと司法書士さんに渡し、領収書をもらいます。
ここで、売主さんと司法書士さんはさよならです。
ビルダーに戻る
私と営業さんはビルダーに戻り、仲介手数料の領収書を受け取り、雑談をして終了です。
土地は完了!
ここまで来れば、土地の購入手続きは終わったも同然です。司法書士さんから送られてくる権利書を確認しましょう。
あ、そうそう、忘れずに金融機関に対して、土地の所有権変更を証明する書類をFAXしなければなりません。
ちゃんとつなぎ融資で土地を買ったのか確認させろという事です。そのまま外車ディーラーでポルシェ買おうとすればできてしまいますので(笑)